【第6回凍結胚移植】妊娠の壁
これまでのまとめ
8月16日に受診し、おそらく本日か明日排卵予定と言われる
8月17日の朝HCG5000単位注射し、夕からホルモン剤の内服を開始
8月20日から免疫抑制剤の内服を開始
8月22日に体外受精4BCと顕微授精5BCを移植
8月29日(BT7/3w5d)にHCG153.3で無事に着床確認
9月9日(BT18/5w2d)に2個の胎嚢(10.9mm&11mm)確認
9月18日(BT27/6w4d)に2人とも胎芽(6.2mm&5.5mm)と心拍確認
9月25日(BT34/7w4d)に2人とも成長確認(12.5mm&12mm)
10月1日(BT40/8w3d)に2人とも成長確認(16.5mm&16mm)
10月8日(BT47/9w3d)に2人とも成長確認(24.5mm&24.8mm)し、クリニック卒業
10月18日(BT57/10w6d)に妊婦健診①で2人とも成長確認(38mm&40mm)
次回11月1日(12w6d)に妊婦健診②予定
妊娠の壁
先日、今までどうしても突破できなかった「9週の壁」を無事に突破することができました。
この「○○の壁」という言葉、よく耳にするのですが
初めて「9週の壁」を突破してみて、
「あと出産までに、私はいくつの壁を突破しなければならないのだろう?」
という疑問が出てきました。
また、例えば「9週の壁」にしても
それって、9週0日になれば超えたことになるのか、9週6日を過ぎて10週0日になれば超えたことになるのか?
というのが、すごくわかりにくいな、とずっと思っていました。
そこで今回は、私なりに「妊娠の壁」をまとめてみました。
あくまでも「わたしなりに」ということなので
「ここが足りないよ」「ここが違うよ」など、意見があれば
適宜追加修正していきたいと思いますので
コメント頂ければ嬉しいです。
1.着床の壁・・・着床を確認できれば突破
妊娠4~5週。hCGが検出されれば着床を確認できる。不妊症の人にとって、まずここが大きな壁。子宮外妊娠のリスクあり。
2.胎嚢確認の壁・・・胎嚢を確認できれば突破
妊娠5~6週。子宮内に胎嚢を確認できれば、子宮外妊娠の可能性がなくなる。
3.心拍確認の壁・・・心拍を確認できれば突破
妊娠6~7週。着床後から心拍確認までが一番流産率が高く、22~44%の確率で起こるとされている。大きな壁。
4.9週の壁・・・9週6日を超え10週0日を迎えることができれば突破
流産の7割がここまでに起こる。染色体異常のうち数的異常の場合は75%が8週までに流産となる。
5.10週の壁・・・10週でCRLが30mmを超えれば突破
妊娠10週。この頃に胎児の頭殿長(CRL)が30mmを超えれば流産の確率がかなり低くなる。
6.12週の壁・・・12週0日になれば突破
胎盤がほぼ完成。ここまでの流産が全体の98%であり、これ以降の流産は極まれなものになる。12週以降の流産は「死産」の扱いとなる。
7.16週の壁・・・16週0日になり安定期に入れば突破
胎盤が完成し安定期に入る。16週0日から妊娠中期へ入り、流産のリスクがさらに減少する。hCGが減少する。
8.22週の壁・・・22週0日になれば突破
流産から早産という定義になる。万が一産まれても医療の技術で助かるかもしれない。
9.24週の壁・・・22週0日になれば突破
胎児が750gくらいになり産まれても後遺症がなく助かる確率50%。
10.25週の壁・・・25週0日になれば突破
生存率が85%になる。
12.28週の壁・・・28週0日になれば突破
妊娠後期へ入る。胎児が1000gくらいになり救命率が上がる。生存率95%以上。網膜症のリスクが減る。
13.30週の壁・・・30週0日になれば突破
胎児が1500gくらいになり後遺症のリスクが減る。肺が完成する。脳性麻痺のリスクが減る。
14.32週の壁・・・32週0日になれば突破
胎児が1800gくらいになり治療が楽になる。
15.34週の壁・・・34週0日になれば突破
胎児が2000gくらいになり産まれてしまっても大丈夫。保育器1週間程度。