妊娠出産は奇跡

不妊症&不育症でも子供が欲しい37歳の妊活奮闘記。

【第5回凍結胚移植】7w3d(52日目)成長確認が・・・

これまでのまとめ

5月27日に排卵
5月28日からホルモン剤の内服を開始
5月31日から免疫抑制剤の内服を開始
6月1日に顕微授精5BBと体外受精5BCを移植
6月10日にHCG226.3で無事陽性判定
6月21日(5w4d)に胎嚢10.0mm確認
6月27日(6w3d)に心拍確認

次回7月3日(7w2d)に成長確認予定


成長確認が・・・

こんにちは。
1日遅くなりましたが、昨日成長確認のため病院を受診してきたので
ご報告したいと思います。


8:50
受付し、トイレへ行き待合室で待ちます。


8:58
受付が早かったからか、
色々考える間もなく呼ばれました。
緊張しながら、内診室に入り内診台に乗ります。

「ぴょんたさん、おはようございます。では見ていきますね~。」
と診察がスタートしました。
「どうか大きくなっていますように・・・」
祈るような気持ちでエコー画面を見つめます。

エコーに子宮内が映った瞬間
少し大きくなった胎嚢と胎芽が目に入りました。
「良かった!!!大きくなってる!!!!」

少しほっとしながら、エコーを見続けます。

いつものように
子宮全体を見た後、先ほどちらっと映った胎嚢に焦点を当てます。
前回端っこにいて良く見えなかった胎芽は
真ん中あたりに位置していて
大きさも確実に大きくなっていました。

「良かった~・・・・ん??・・・心拍・・・・見えない・・・???」


胎芽は確実に大きく、きちんとわかるくらいになっていたのですが
私の目には、ピコピコしている動きが見つけられませんでした。
先生は無言のまま見続けています。

「なんか・・・卵黄嚢も大きい気がする・・・」


だんだんと不安が大きくなってきます。
すると、先生が
「これが赤ちゃんだね。」
と、胎芽の大きさを測り始めました。

「あれ?やっぱり大丈夫なのかな?」

そう思った瞬間・・・


「残念だけど心拍が見えないね。」


と。



稽留流産でした。

胎芽は1.9mmから5.3mmまで成長してくれていましたが
それでも目標の7mmには達しておらず
私の予想ですが、前回の診察から3-4日は頑張って成長してくれたのかな?
という所です。



稽留流産


まさか自分が4度目の稽留流産をするとは思っていませんでした。


心拍確認の時、ダメな時はおそらく染色体異常だろう。
そう気持ちの整理もできていて
ダメな可能性ももちろん考えていました。
胎芽が小さいことも気になっていて
もしかしたら、稽留流産になるかもしれない
そう思ってもいました。


それでも

それでも


今回は大丈夫だろう


そんな気持ちがありました。


祈りは届きませんでした。



エコーの後の診察では、
とりあえず残念だけど手術をして染色体の異常があるかどうか調べましょう
ということになりました。

最初に流産した時は
「心拍がまた動き出すかもしれない。」
「見間違いかもしれない。」
「何日か後に見たら成長しているかもしれない。」

そんな、奇跡みたいな可能性を考えずにいられませんでした。


4回目の流産にもなると
そんな奇跡みたいなことが起こらないことを知っています。

もう動いていない赤ちゃんと長く過ごすことが
辛いことだということを知っています。

手術は2日後の5日金曜日にすることにしました。


最初に流産した時は
診察室で涙が止まりませんでした。

4回目の流産にもなると
診察室で涙は出ませんでした。

その後夫にメールをすると
夫から電話がかかってきました。


「大丈夫??」

その一言で、いつも涙が溢れます。


手術の説明を受け
採血をし
抗生剤だけもらって帰宅になりました。



帰りの車の中で
運転しながら突然涙が止まらなくなりました。


できることはやっていた
ダメだった場合は赤ちゃんの運命


そう思っていました。
そうわかっていました。


それでも



なにがいけなかったんだろう・・・・



そう思わずにはいられませんでした。


そして自分の不甲斐なさに悲しくなりました。




赤ちゃんに染色体異常があったとしても
染色体異常の子供しか作れない自分に

赤ちゃんに染色体異常がなかったとしたら
赤ちゃんを育ててあげられない自分に

そして
旦那を父親にしてあげられない自分に

そして
みんなを悲しませる自分に



私は自分の家族には不妊治療をしていることを報告していて
進行状況も逐一報告しています。
その他にも、同じ不妊治療仲間の友人
気心のしれた友人
姉のような従姉

にも進行状況を報告していました。

流産したと報告すると
みんな悲しんで
そしてみんな私を心配してくれます。


みんなが私の支えになってくれているのですが

そんなみんなを悲しませる報告をすることしかできない
今回も悲しい報告しかできない自分に


不甲斐なさを感じます。


そして


私は母になることができるのだろうか


普段考えないようにしている
この大きな不安が
流産のたびに顔を出します。


その不安に押しつぶされそうになります。



努力をしても報われない

そういうことは、不妊治療以外でもあります。

試験にしても
恋愛にしても
仕事にしても

必ずしも努力が報われるわけではありません。

でも、ダメであったとしても
そこまで頑張ったことによって
そこまでの経験によって
プラスになることがたくさんあります。
その経験によって、確実に成長はしています。
そして、ダメだった経験をもとに
なぜダメだったのか反省し
次に生かすことができます。


ですが・・・
不妊治療でリセットや流産をすると

何かがプラスになることはほとんどありません。
何がダメだったのかもわからず
今回の経験を次に生かすこともできず
何かが積み上げられることもありません。


まさにリセット

RPGゲームで例えるならば
全滅してしまった時に
経験値を残したままやり直すことができるゲームか
前回セーブしたところからやり直すことになるか


その違いに似ていると思います。


だから


もう疲れた。



そう言いたくなってしまいます。



でも。
4回目の流産ともなると
そこから這い上がれることも知っています。



夕方
父と母がお土産を持って顔を見に来てくれました。

夜は旦那が仕事を早く切り上げて帰ってきてくれて
夕飯を作ってくれました。


すでに少しずつ、着実に回復できています。

まずは無事に手術を終了し
しばらくの間、心と身体をゆっくり休ませ

また、希望を持って
新たなスタートが切れるようにしたいと思います!!


今後のことは、赤ちゃんの染色体検査の結果が出ないことには
決められないので、また決まり次第報告していきたいと思います。



今日の夕方
トイレットペーパーにべったり
暗赤色のものがつきました。

このまま進行流産になってしまったらどうしよう・・・

そう思いましたが
とりあえずその後出血は治まっています。
ですが、生理痛のような重い下腹部の痛みが続いています。

手術は明日。

その前に流れてしまったら
染色体の検査ができなくなってしまうので
なんとか、明日までしがみついていてね。





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