【はじめての妊娠】第6回「妊娠」

全19回に亘ってはじめての妊娠の時のことについて振り返っています。
※最終的に流産となりますが、途中妊娠中の記事もありますので、ご注意下さい。
第6回目の今日は「妊娠」について。

平成28年11月に子宝の温泉に入った後、無事に良いタイミングをとれた周期は、高温期の体温が37℃台までは行かずとも、わりと安定していました。
※参考までに、この周期の基礎体温表を載せます。

胸の張りも、なんとなくいつもより痛い感じ（触るだけで「痛い」となる）があり、なんとなく

「もしかして？？？」

と感じてはいましたが、今までも何度も「もしかして？」と思っては、リセットするということを繰り返していたため、あまり期待しないようにしていました。

妊娠に必要なホルモンがきちんと出ているか調べるため、高温期1週間目に採血検査をしました。
そこの病院は、検査結果がすぐに出る病院ではなかったため、結果は1週間後に聞きに行くことになりました。

「え？もし、ホルモンが足りてなかったとしても、、、、、1週間後って整理予定日じゃ？それじゃ遅くない？」

と思っていましたが、どうしようもありません。

もやもやした気持ちを抱えながらも、生理予定日が近づくにつれ、居ても立っても居られなくなり
生理予定日3日前に、私はついにフライング検査をすることにしました。

後で知ることになるのですが、実際は排卵が私が考えていた日よりも2日遅れていたため、正確には生理予定日の5日前でした。

排卵検査薬を購入した際に、妊娠検査薬もサービスでついてきてたので、今までも何度か妊娠検査薬を使ったことがありますが、
毎回、どんなに目を凝らしても、光にかざそうが何をしても真っ白陰性しか見た事がなかったのですが、
今回は、目を凝らすと、、、

うっすら線が！！！！！！！！？

※下に検査薬の画像を載せます。

↓

※生理予定日3日前でこの濃さです

見えますか？
写真だとほぼ見えないですよね。(笑)

気のせいかな？とも思いながら、日光に当てて見たりもしましたが、やはりうっすら線が見えるような気がするのです。

「ま、、、、、まさかっ！！！！！！！！？」

と思いましたが、これが噂の蒸発線かもしれない、、、と、あまり喜ばないようにしました。
今まで何度も期待をしてはリセットを繰り返していたため、期待しすぎて裏切られた時のショックが大きくならないように。

そして、検査から1週間後の平成28年12月の頭に病院を受診したところ、ホルモン値の結果はすこぶる良好で、
先生から「もしかしたら妊娠しているかもしれないね。一度エコー前に尿検査をしてみようか。」
と言われました。

「えっ！！！！！！まさかまさかの、、、、まさか！！！！！？」

と、妊娠検査薬のうっすら線のこともあり、ワクワクした気持ちを抑えきれず、尿検査の結果を待っていました。
検査の結果が出る前に、今の状況を旦那に言おうかと思いましたが、ダメだった時のことを考え、やはり結果が出てから報告することにしました。

診察室に呼ばれて入ると
妊娠検査薬を見ながら先生が

「妊娠していると思うよ。ちょっと薄いけど、3人の目で確認したから間違いない。一度子宮を見てみようか。」

と。
見せられた妊娠検査薬には、うっすらと陽性を示す線が、確かに私にも見えました。

まだ信じられない気持ちで、内診台に乗りました。

経腟エコーでは、まだ胎嚢は見えませんでしたが、子宮の状況から

「うん、間違いなく妊娠していると思うよ。」

と言われました。
1週間後に病院に来るように言われました。
先生に、妊娠検査薬が記念に欲しいと言ってみたら、笑って渡してくれました。

帰る前に本屋に寄り

初めてのたまごクラブ

を買いました。
この本を買えることが、なんだか誇らしかったのを覚えています。
帰宅途中の車内では

「どうやって旦那に報告しようか」

そればかり考えていました。

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妊娠出産は奇跡