【はじめての妊娠】第18回「回復」

全19回に亘ってはじめての妊娠の時のことについて振り返っています。
※最終的に流産となりますが、途中妊娠中の記事もありますので、ご注意下さい。
第18回目の今日は「回復」について。

はじまり　※こちらから1-19全ての記事にアクセスできます。 kasumintea919.hatenablog.com
婦人科受診
妊活
卵管造影検査
運命の日
妊娠
報告
ちびみ
胎嚢確認
心拍確認
実感
異変
流産
受容
確定診断
手術
愛情
回復
ちびみへ

18.回復

手術後は
・子宮収縮剤（メチルエルゴメトリンマレイン塩酸塩錠）
・抗生剤（フロモックス）
・胃薬（ムコスタ）
の3種類の薬を処方されました。

手術当日、術後1日目、術後2日目の3日間実家で安静にしていたためか
子宮収縮剤を内服するとお腹が痛くなる、と聞いていましたが、
そこまでの痛みはありませんでした。
術後3日目になり、近所のイオンへ買い物へ行きました。
外出してから少しお腹の痛みが強くなりましたが
子宮収縮剤も後1日で終わるし、この程度の痛みなら頑張れると思っていました。

術後4日目に病院を受診し、術後の状態を見てもらうと
子宮内にまだ内容物が残っているため、子宮収縮剤をさらに3日分処方されました。
せっかく子宮収縮剤から卒業できると思っていたためショックでしたが
「子宮をきれいにするため」
と頑張って飲むことにしました。

私ははじめ子宮収縮剤のことを、見た目が茶色い小さな薬であったことから
「はなくそ」
と呼んでいました。ネーミングセンス！！！（笑）
写真載せます。はなくそみたいですよね！？（笑）
　↓

しかし、子宮の中のいらないものを外に出してくれる薬ということから
「千と千尋の神隠し」に出てくる「神様からもらったおだんご」
と同じ役割のものだと思い浮かび、
　※川の神様のオクレ様が、体から大量のゴミを取り出してくれたお礼として千に渡した、あのおだんごです。ネットで調べたところ、どうやらあのおだんごを食べると、体内にある「悪しき物」が体外に出て浄化されるという効力を持つようです。
　 f:id:kasumintea919:20190511164452p:plain

それからは「神様のおだんご」と呼ぶようにしました。
「神様のおだんご」は、カオナシと同じく私を苦しめ
術後4～6日はほとんど寝て過ごすことになりました。
痛みどめを飲むことは可能だけれど、子宮収縮剤の効果を弱める可能性があると言われていたため
痛みどめは飲まずに過ごしました。
　※旦那が調べてくれた情報によると、カロナールは飲んでも影響ないそうです。

術後6日目の朝、最後の「神様のおだんご」を内服し、1週間ぶりに出勤しました。
午前中はやはり腹痛がありましたが、午後からは改善しました。
しかし、夕方から今度は頭痛（両こめかみの辺り）が出現してしまいました。
痛みどめを飲もうかとも思いましたが、旦那がマッサージをしてくれて
症状が改善したため、結局最後まで痛みどめを飲まずに過ごせました。

平成29年1月26日、術後8日目の仕事終わりに再度病院を受診しました。
手術後に少量の赤い出血があったあとは、しばらくは茶色いおりものに変化していましたが
「神様のおだんご」を飲み終え、仕事に復帰してから再度出血するようになっていました。
出血が続いていたため、少し心配していましたが
診察の結果は全く問題なしでした。
次に生理が来たら、妊活も再開して良いと言われました。

先生が
「ゆっくり自然に任せてもいいけれど、意外といい年齢だから、あんまりのんびりもしていられないよね。」
と笑って言ってくれたので、次の生理が終わってから排卵付近で受診することにしました。

私はネットで流産後の妊活再開時期について調べていたのですが
すぐ良いという先生もいれば、3周期あけてから、という先生もいたりしていました。
年齢的にものんびりしていられないため、早く妊活再開できればいいな、と思っていたので
1周期あければ妊活を再開して良いと言われ安心しました。

「もうお酒も風呂もなんでもしてよいよ」
と言ってくれたので、夜旦那と3ヶ月ぶりのビールで乾杯しました。

ようやく「終わった」と思いました。

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