妊娠出産は奇跡

不妊症&不育症でも子供が欲しい37歳の妊活奮闘記。

【第5回凍結胚移植】流産手術後発熱・・・

これまでのまとめ

5月27日に排卵
5月28日からホルモン剤の内服を開始
5月31日から免疫抑制剤の内服を開始
6月1日に顕微授精5BBと体外受精5BCを移植
6月10日にHCG226.3で無事陽性判定
6月21日(5w4d)に胎嚢10.0mm確認
6月27日(6w3d)に心拍確認
7月3日(7w2d)に稽留流産確定
7月5日に流産手術


流産手術後発熱・・・

今朝の「スッキリ」の不妊治療特集を見ていて
陣内貴美子さんの言葉に涙しました、ぴょんたです。


さて、今日は手術後の経過をご報告・・・


手術当日~翌日

先生から
「出血がしばらく続くと思うよ。塊みたいなのも、2.3回出るかもね。」
と言われていましたが
ナプキンに極少量付着するのみで
ほとんど出血はありませんでした。
もちろん、塊みたいなものも出ませんでした。
腹痛もなく
「今回は元気だな~」
とのんきに過ごしていました。


手術後2日目

この日も、朝から買い物に行ったりと
活動的に過ごしていました。
「お昼ごはん何食べようか」
なんて旦那と話をしながら
パソコンで写真の編集作業をしていた矢先・・・

12:00過ぎになり突然

「あ・・・なんか・・・具合悪い!!!」

とりあえず、ベッドに横になってみましたが
やっぱり具合悪く、そして悪寒が・・・
嫌な予感がして、熱を測ってみたところ

37.4℃!!!!!


「ひどい痛みや、38度以上の発熱があったら、良くない傾向だからすぐ連絡してね。」


先生の言葉が頭をよぎります。
いやいや、まさか。

と思いながらも、悪寒は悪化する一方。

そうこうしているうちに
20分ほどで、あっという間に38.0℃に達してしまいました。

旦那に熱が出たと報告し
母親と出かける予定をとりあえずキャンセルします。

私が通っているさっぽろARTクリニックは
日曜日は休診日。
休診日や時間外は、提携病院に連絡するように言われていたため
提携病院に電話をし、事情を説明しました。

すると・・・
「今、お昼休憩中ですので、13時半になったら、また電話して下さい。」

と・・・

とりあえず
13時半になるまでベッドで休んでいましたが
その間も悪寒は治まらず
13時半には38.8℃まで上がっていました。

再度病院へ電話をして、事情を説明すると
16時半までの間に受診して下さいと言われたため
旦那に送ってもらって受診してきました。


もう、とにかく
起きていても
座っていても
寝ていても
とにかく辛くて
身の置き所のない状態
お腹は痛くありませんしたが
高熱のせいで頭痛と腰痛もありました。

そんな状態なので
車での移動はもちろん
病院に着いてから
今までの不妊治療の病歴を書くのが
辛くて辛くて・・・

こういう時
かかりつけに受診できるって
本当に楽なんだな・・・と改めて実感しました。


日曜日だったので、そこまで混んでいなく
すぐに診察になりました。

問診をした後、すぐに内診。
子宮内に内容物がまだ残っているとのことで
とりあえず採血をするが
日曜日で翌日にならないと採血結果が出ないため
本日は抗生剤の点滴をして
子宮収縮剤を処方され
帰宅となりました。


家に帰ってからは
とにかく
身の置き所のない辛さがずっとあり
夜中には39.4℃まで上昇し
汗をかいてきたかと思えば
そのすぐ後に悪寒がする
の繰り返し

一晩中
ほとんど眠れず
うなされていました。

手術後2日目

熱との死闘の末・・・・
なんとか朝には37度台まで下がりました。
同じころ
トイレへ行くと
どばどばっと多量の出血&血の塊も出ました。
その後、身体が楽になったため
ぐっすり眠ることができ
10:00には36度台まで下がりました。


病院を受診すると
昨日とは違う先生で
「何かに感染したんだろうね~」と。
採血結果的には、少し白血球の数値が上がっていました。
今日、明日と抗生剤の点滴をして
明後日もう一度診察をしましょう
ということになり
抗生剤の点滴を受けて帰宅となりました。



手術後3日目

本日も点滴をしに病院を受診しました。
点滴だけのつもりが
内診もしてくれたのですが
明らかに、発熱した初日よりも
内容物が減っているように見えました。
先生は「何に感染したんだろうね。」
と言っており、結局なんで熱が出たのか、よくわかりませんでした。


初日は祝日のため、ほとんどいなかった患者さんも
昨日と本日は平日のため
たくさんの患者さんで待合室は溢れ返っていました。

ここの病院は
婦人科、産婦人科不妊
がある病院なので
様々な患者さんがいました。

不妊専門病院とは違って
妊婦さんや、新生児を連れた人なども
たくさんいました。
そんな様子をぼ~っと見ていた時
ふと、診察室から嬉しそうに母子手帳を持って出てくる人を見かけました。

私が欲しくて欲しくてたまらない
私が一度も手にできない
母子手帳

それを嬉しそうに手に持ちながら
歩いていくその人を見た瞬間に
涙が溢れそうになりました。

待合室だったため、なんとか堪えましたが
その後点滴をするため、カーテンで区切られたベッドに寝て
点滴を開始し、一人きりになった途端
突然、涙が止まらなくなりました。
溢れてくる涙を
止めることができませんでした。

いつの間にか眠ってしまっており
「点滴が終わったから抜きますね」
という看護師さんの言葉で目が覚めました。

その日は
朝熱が下がったっきり
発熱することはありませんでした。
収縮剤のお陰か
少しずつですが出血もありました。


子宮収縮剤
私はこれを「神様のおだんご」と呼んでいました。
※詳しくはこちらをご覧ください。
kasumintea919.hatenablog.com

千と千尋の神隠し」に出てくる「神様からもらったおだんご」は
体内にある「悪しき物」を体外に出して浄化してくれるという効力を持っているそうです。
子宮収縮剤も、子宮の中にある不要なものを体外へ出してくれる働きを持つことから
「神様のおだんご」に似ているな、と思い
私はそう呼んでいました。

体内にある「悪しき物」


私は、今回流産をしたときに
きちんと泣いていませんでした。
流産とわかった帰りの車の中で
涙が止まらなくなりましたが
旦那が帰ってきたときには
もう、前を向いていました。
ブログにも、少しずつ回復していると書いていました。

でも・・・


どうやら、体内にある

- かなしさ

- くやしさ

- ねたみ

そういった悪しき感情を
ちゃんと出しっ切ってなかったと気づきました。
子宮の内容物同様
身体の中の悪しき感情も
きちんと身体の中から出してあげないと
きちんと回復できない。

だから、きちんと悲しむことって大事なんだ
そう思いました。


家に帰ってから
旦那の腕の中で思いっきり泣きました。


手術後4日目

診察のため病院を受診しました。
内診の結果、内容物はまだあるが
掻き出すほどではないとのことで
発熱も治まっているため
抗生剤の内服へ切り替えて
受診終了となりました。



家に帰って、自分なりに熱の原因について調べてみました。
さっぽろARTクリニックからもらった手術説明書には


【手術の必要性】
妊娠を維持することが出来ませんので、妊娠内容物を早期に体外に除去する必要があります。手術をしなくても自然に体外に出ることもありますが、子宮に残っていると感染や炎症の原因となりますので、早く除去する必要があります。
【手術の伴う合併症】
1.遺残
慎重に手術をしても、時に少量の妊娠内容物・子宮内膜・血液が残ることがあります。多くの場合には自然に出てきますが、時に手術後も出血が続いたり、あるいは腹痛・発熱などの症状が出ることがあります。このような症状が認められた場合には、速やかに受診したください。
6.子宮内収縮不全
妊娠した場合、子宮は次第に大きくなりますが、手術後には再び元の大きさに戻ります。しかし、時には子宮の収縮が悪くて出血が続く場合があります。その場合には再び子宮頸管を拡張して溜まった子宮内容(子宮内膜・血液・凝血など)を出す必要があります。出血や腹痛、発熱などの症状がある場合にはすぐ受診してください。

※一部抜粋

とありました。

このことから
おそらく、子宮の収縮が悪く、子宮内容物がなかなか外に出ないことにより
感染を起こし発熱したのではないか
と思いました。


ただひとつ気になることは

なぜ、子宮の収縮が悪かったのか・・・

私は流産の手術が今回で4回目になります。
回数を重ねるごとに
多少なりとも子宮がダメージを受けており
それで収縮が悪かったのでは・・・?
と、どうしても思わずにはいられません。

あとは、感染を起こしてしまったため
次の移植まで、どのくらいの期間を開けなければならないのか・・・


明日、さっぽろARTクリニックの受診日なので、詳しく聞いてみようと思います。



今回のことで
流産するということが
心にも身体にも、どれだけ負担がかかるか
ということを
改めて思い知らされました。

できればもう二度と
流産はしたくない。






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