妊娠出産は奇跡

不妊症&不育症でも子供が欲しい37歳の妊活奮闘記。

【出生前診断】電話で予約しました

出生前診断とは

兵庫医科大学病院のホームページにとてもわかりやすく紹介されていたので
こちらをご参照ください。

https://www.huhs.ac.jp/studygroup/kazoku/prenatal%20testing%20leaflet.pdf



出生前診断には大きく2種類に分けられます。

  • 非確定的検査
  • 確定的検査

非確定的検査

赤ちゃんの疾患の可能性を評価 するために行う検査で、
母体への負担が少なく、流産のリスクがない検査で、以下の3つがあります。

  1. 超音波検査(エコー検査)
  2. 母体血清マーカー検査(トリプルマーカークアトロテスト)
  3. 新型出生前診断(母体血胎児染色体検査:NIPT)

出生前診断「命の選別」ともいわれ、議論が続く重い検査で
2013年のNIPT導入以降、5年半の間に、6万人を超える妊婦が新型出生前診断を受けていて、
“陽性”が確定したのは約890人。
そのうち9割中絶に踏み切っているそうです。
そのため日本産婦人科学会は
妊婦が適切なサポートを受けられるように、高齢出産など、検査に厳しい条件を定めていて
現在国内にある92か所の施設でしか受けることができないことになっています。


病院によっても多少違いがあるようですが
ここで、私が検査を受けようと思っている、北海道大学病院の対象者は

  1. 夫婦のいずれかが、染色体異常の保因者である場合
  2. 染色体異常症に罹患した児を妊娠、分娩した既往を有する場合
  3. 高齢妊娠の場合
  4. 妊婦が新生児期もしくは小児期に発症する重篤なX連鎖遺伝病のヘテロ接合体の場合
  5. 夫婦の両者が、新生児期もしくは小児期に発症する重篤な常染色体劣性遺伝病のヘテロ接合体の場合
  6. 夫婦の一方もしくは両者が、新生児期もしくは小児期に発症する重篤な常染色体優性遺伝病のヘテロ接合体の場合
  7. その他、胎児が重篤な疾患に罹患する可能性のある場合(非確定検査においてハイリスクとなった場合など)


となっていました。
高齢って何歳から???と疑問ですが、他の病院の要綱などを見ると
ほとんどが35歳以上となっています。
多少の違いはありますが、認可の病院はどこも同じ感じだと思います。


これらに当てはまらない方、認可の病院の予約が取れなかった方などは
無認可の病院でも受けることができるようです。
認可でも無認可でも、金額はほとんど変わらないようです。


確定的検査

赤ちゃんの疾患の診断を確定 させるために行う検査で、
母体への負担が大きく、流産のリスクが生じる検査で、以下の2つがあります。

  1. 羊水検査(羊水染色体検査)
  2. 絨毛検査(絨毛染色体検査)


NIPTを受けた結果が陽性だった場合、
必ず確定診断を受けてからでないと中絶は行えないことになっています。


それぞれの検査については、こちらをご参照ください。
f:id:kasumintea919:20190930105321p:plain





さて、出生前診断を受ける/受けない、命の選別になる/ならない

などの議論は、夫婦で話合って決めることだと思うので
ここでは控えさせていただきます。



私たち夫婦は、以前から話し合いをしていました。

私は過去4回稽留流産を経験しており、
そのうち3回胎児絨毛染色体異常の検査を行いました。

結果は

  • 1回目が15トリソミー
  • 2回目が異常なし
  • 3回目が22トリソミー

でした。


4回妊娠したうちの、2回が染色体異常であったこと
そもそも38歳という高齢で、染色体異常のリスクが高いこと



など、他にも色々理由はあるのですが、
無事に授かることができても、出生前診断は受けよう

と話をしていました。



さて
私が住んでいるのは札幌市なのですが
北海道で日本医学会が認定する新型出生前診断の実施施設は

の3つのみとなっています。

羊水検査等、新型以外の出生前診断は他の病院でもされているようですが
新型も受けられる認定病院は、以上の3つだけのようです。


昨年まで、札幌医科大学付属病院は、通院中の妊婦のみとなっていたようですが
2019年5月より院外の妊婦も対応可能となったようです。


私は、通いやすさから、北海道大学病院にしようと思いました。



北海道大学病院における出生前診断について

北海道大学病院では、妊娠8週0日から、出生前診断の予約が取れるようになっています。
https://www.huhp.hokudai.ac.jp/hotnews/files/00000100/00000128/syussyoumae201810.pdf

これが9週、10週に入ってから予約をすると、予約がいっぱいで受けられない
ということもあるようで
8週2日になった本日、さっそく電話をしてみました。

※8週0日は土曜日でお休みでした。


電話をすると、まず

  • 現在の週数
  • 私の年齢
  • 今現在何か異常を指摘されているか

を聞かれました。

その上で予約を取ることになったのですが


なんと!!!!

10月は予約ですでにいっぱいらしいのです!!!!!


そして急なのですが、明日なら大丈夫と・・・・


え??明日ですか???まだ、不妊治療の病院にも言ってないし、紹介状も用意してないし、旦那も休めるかわからないし・・・


と、色々グルグルしたのですが
明日を逃すと受けられる検査が限られてしまう可能性があるそうなので

とりあえず明日カウンセリングの受診をすることになりました。


不妊治療の病院には、すぐに事情を説明し、明日までに紹介状を用意してもらえることになりました。

旦那は休めるかな・・・?
万が一休めなくても、後日検査の時に再度旦那も含めてカウンセリングを受ける手もあると言われました。


ということで、急ですが、明日、8w3dの検診の後、無事に成長が確認できたら
出生前診断のカウンセリングを受けに行ってきます!!!





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