妊娠出産は奇跡

不妊症&不育症でも子供が欲しい37歳の妊活奮闘記。

【はじめての妊娠】第10回「心拍確認」

全19回に亘ってはじめての妊娠の時のことについて振り返っています。
※最終的に流産となりますが、途中妊娠中の記事もありますので、ご注意下さい。
第10回目の今日は「心拍確認」について。

  1. はじまり ※こちらから1-19全ての記事にアクセスできます。 kasumintea919.hatenablog.com
  2. 婦人科受診
  3. 妊活
  4. 卵管造影検査
  5. 運命の日
  6. 妊娠
  7. 報告
  8. ちびみ
  9. 胎嚢確認
  10. 心拍確認
  11. 実感
  12. 異変
  13. 流産
  14. 受容
  15. 確定診断
  16. 手術
  17. 愛情
  18. 回復
  19. ちびみへ


10.心拍確認

平成28年12月27日、6w2dの日、胎芽が確認できるかワクワクしながら受診しました。
内診台に乗り、エコーが映し出された瞬間、大きくなった胎嚢の上の方に、胎芽ははっきりしませんでしたが、わずかながらピコピコ動くものが見えた気がしました。
けれど、先生からは

「まだ、はっきりしないね~。たぶんこれだとは思うんだけど。また来週来てね。」

と言われました。
胎嚢は15㎜まで成長していました。



旦那は月曜日から金曜日まで仕事なため、一緒に受診するのは難しいと思っていたのですが、次回指定された日は、ちょうど旦那が一緒に受診できる日でした。

ちびみは、あえて旦那にも一緒に見せてあげようと思って、今日は姿も心拍も見せてくれなかったのかな。」

そう思いました。



平成29年1月2日、7w1dの日、正月ということで実家に親戚みんなが集合しました。
私はもともと酒豪で、親戚が集まると必ず張り切って飲んでいました。
しかし、みんなには妊娠のことをまだ公表しておらず、安定期でもなく、心拍もまだ確認できていないため、まだ公表するのは早いかな?と思い、
こっそり端の方でノンアルコールビールを飲んでいました。

幸い、仕事の関係で少し遅れて合流したこともあり、すでにみんな出来上がっていたため、あまり気づかれずに済んだのですが
伯母と従姉には

ノンアルコールビールを飲んでいるなんて、理由はひとつしか考えられないでしょ。」

と、あっさり見破られました。
もしかしたら、他の親戚たちも、気づいていたのかもしれません。



平成29年1月4日、7w3dの日、旦那と一緒に病院を受診しました。

先生から

「経腹エコーではないので、普段は一緒には入ってもらってはいないのですが、奥さんが気にならなければ入ってもらってもいいですよ。」

と言われたので、旦那にも一緒に見てもらうことにしました。

内診台に乗り、エコーが映し出された瞬間、黒い胎嚢の中に白い塊があるのが、はっきり見えました。

ちびみが、初めて私と旦那の前にはっきり姿を見せてくれました。

わずか1.7㎜の身体の中に、ピコピコ動いているものがはっきり見えました。
しっかり心音も確認できました。


ドクドクドク


小さな、小さなちびみの、小さな、小さな心臓は、力強く動いていました。





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